人・紀行
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「従う」から「判断」の時代へ─報道のあり方に一石投じる 安定したポストをなげうって独立した理由
2024年8月号 人・紀行 ─ 浜崎正樹さん 元民放アナウンサー 合同会社代表社員 ここ30年来、次々と経済・経営用語の外来語が入ってきている。夥しい外来語がそのまま普通に英語で使われている。古くはリ…
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100年計画で「母親が笑って死ねる」福祉を─アートを媒介に障害者と社会の関係を紡ぐ
2025年4月号 人・紀行 ─ 原田啓之さん 過去に何度か福祉関係を取材して分かったような気持ちになっていたのだが、原田さんの話を訊き終えての筆者の感想は、「本当の福祉とは何だろう」という幼稚なものだ…
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37代目宮司兼オーナーシェフが描く里山再生構想 神社と料理と農のアンサンブル─古くて新しい神社のあり方
2025年3月号 人・紀行 ─ 甲斐大史さん Brasserie EST !(ブラッスリー エスト)オーナーシェフ・宝八幡宮(大分県九重町)第37代宮司 創建から1300年を超える神社の宮司がフランス…
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「人生の寄り道」を懸命に歩いた末に辿り着いた環境保全型農業の道
2025年3月号 人・紀行 ─ 秦城之さん 夢工房じょ~じ このコーナーで取り上げる人たちは。いわゆる「成功者」というカテゴリーではない。かと言って、もちろん「失敗者」でもない。以前も書いたと思うが、…
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そば実の保存、丸抜き─十割そばの神髄 飲食店経営という幼い頃の夢
2025年1月号 人・紀行 ─ 太田晴之さん 十割そば処「竹亭」店主 太田さんの本業はアートフラワーなどのレンタル販売会社、生花・鉢物卸会社2社の社長さんなのだが、そば店の店主の肩書を使った。そこに辿…
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覚せい剤依存からの更生の道─有言実行で己に課した罪と罰
2025年1月号 人・紀行 特別編 ─ 中林和男さん(大阪市在住) 合同会社ゴミ林ゴミ男(中林和男出版社)社長 犯歴23犯、前科11犯、獄中生活20年、更生は100%不可能と言われた男─中林さん。これ…
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真の防災とは─自助・共助・公助のあり方を問う、地域おこし運動から防災指導に転じた人生
2024年12月号 人・紀行 ─ 木ノ下勝矢さん レスキュー・サポート九州 事務局長・理事 防災という言葉を聞かない日がないくらい、ここ数年の日本列島は自然災害に見舞われている。その度に多くの犠牲者、…
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日本人たりえることとは─白薩摩に込められた証明 400有余年、受け継がれてきた歴史と技と芸術性
2024年10月号 人・紀行 ─ 15代 沈壽官さん 8月の盆明け。うだるような酷暑の中、車で鹿児島県日置市の美山(みやま)地区に向かった。この閑静な地区にある窯元「沈壽官」という名前は知っていたが、…
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「一日のんびりゆっくり過ごせる」─祖先が遺したレガシーを次代に渡すという使命
2024年9月号 人・紀行 ─ 久保田晋平さん のこしのしまアイランドパーク社長 祖先からの遺産(レガシー)。後継者にとって、それはある意味重圧でもあり、同時に得難い財産でもある。この稿の主人公の久保…
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自然と一体の魂─自然栽培への道 自由を追い求めてたどり着いた境地
2024年7月号 人・紀行 ─ 棈松(あべまつ)浩三さん(70歳) 文明が発達して人の暮らしは楽になった…果たしてそうだろうか? 物質を追求するが故に人間本来の「何か」を置き忘れ、或いは失くしてしまっ…