2026年8月号 特別寄稿

岡田晴道氏略歴
1987年生まれ。大学卒業後、不動産の営業マンになるが25歳で脱サラし、西川口で風俗店を経営。仕事柄、裏社会に繋がりがある人達と関わりを持つに至りブログを中心に世にはびこる悪徳商法の裏側を暴露。メディアに情報提供し詐欺撲滅に尽力。その後、極左団体の社会悪にフォーカスしたX(旧Twitter)を開設。総フォロワー3万6000人越え。現在は極左団体による集団通報で凍結中。
テレビや新聞で政治情報を得ている層は『しばき隊』という極左の存在をほとんど知らない。彼らは参政党や維新、保守党の演説や活動を過激に妨害する、非常に好戦的で反社会的な極左集団である。
具体的には、演説を聞いているだけの無実の聴衆への暴言・暴行は日常茶飯事。
路上で煙幕をばらまき、トラメガを使って大きな声で罵倒行為を繰り広げ、聴衆の聞く権利を妨害する。日本共産党や社民党の演説を右翼団体がヤジる光景など比にならないくらい凄惨である。2025年8月、参院選時に参政党へ22件の妨害行為が確認され、逮捕者も出ているが、報じたのは産経新聞のみだった。
なぜマスコミは年がら年中、町中で暴れまわる極左しばき隊に全くフォーカスしないのか知人のNHKディレクターに聞いた。
「知名度が足りないから」と端的に回答された。
確かにX(旧Twitter)というプラットフォームではしばき隊は有名だが、その他のSNS・媒体で、しばき隊が話題になることが少ないことに間違いはない。ただ「知名度」の問題でメディアが報道しないという主張はいぶかしい。
過去に「しばき隊」がしでかした傷害事件にフォーカスした出版社は名誉毀損で多額の賠償金を彼らに支払う羽目になった。
メディアからすると『しばき隊ネタ』はハイリスクローリターン、自主規制されている節があるそうだ。
2024年11月、埼玉県蕨市で右派活動家がクルド人による〝日本人少女強姦事件〟に憤怒しクルド協会前で演説をしようと試みた。
しばき隊は100人以上で妨害、10人にも満たない右派活動家は押されたり蹴られたりと誰がどう見ても明らかに〝暴行されていた〟。一方的に右派陣営をぶん殴っていた「しばき隊」が一切、罪に問われなかった事に国家権力の闇を感じざるを得ない。個人的にはクルド協会の人たちが強姦事件に関与したわけではないので演説するなら駅前でやればいいのでは? と当時は千思万考した。
私は連帯責任というのが社会主義的で好きではない。
現場にTBSのカメラマンがいたので「しばき隊の暴動は報道するんですか?」と聞いたら「過激すぎるから報道できない」とのこと。確かにしばき隊による「ボケ、カス、糞野郎」などの暴言、暴行が常に絶えない映像を地上波で流せるわけがないという主張は一定の理解できるのだが機動隊が出動するレベルの社会問題を全く報道しない姿勢は感心しない。
2013年頃、大久保や鶴橋のコリアンタウンで「朝鮮人は皆殺しにしろ!」などと馬鹿げた主張をしていた在特会という団体が跋扈していたがメディアはほとんど報道しなかった。故に在特会は日本第一党に名を変え勢力を拡大、2020年の都知事選で17万8000票も獲得するに至ったと考察している。
大多数の日本人は漠然としたリベラル、日本第一党が特定の民族を皆殺しにしろなどと過激な主張をしていたことをSNSを見ない大衆が知っていたらそこまで票が集まることはなかっただろう。
どんなに人が不快になる残忍な主張だろうがメディアは保身に走らず命がけで報道するべきである。
結成当初の「しばき隊」はコリアンタウンで無実のマイノリティに乱暴狼藉を働く排外主義者の集いに対して悪をもって悪を制するダークヒーローな側面があった。
昨今の彼らはかつての在特会のように無実の市民を恫喝するゴロツキ集団になり下がりケツモチの左派政党からも距離を置かれつつあるのが実に皮肉だ。