人・紀行
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「従う」から「判断」の時代へ─報道のあり方に一石投じる 安定したポストをなげうって独立した理由
2024年8月号 人・紀行 ─ 浜崎正樹さん 元民放アナウンサー 合同会社代表社員 ここ30年来、次々と経済・経営用語の外来語が入ってきている。夥しい外来語がそのまま普通に英語で使われている。古くはリ…
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日本人たりえることとは─白薩摩に込められた証明 400有余年、受け継がれてきた歴史と技と芸術性
2024年10月号 人・紀行 ─ 15代 沈壽官さん 8月の盆明け。うだるような酷暑の中、車で鹿児島県日置市の美山(みやま)地区に向かった。この閑静な地区にある窯元「沈壽官」という名前は知っていたが、…
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「一日のんびりゆっくり過ごせる」─祖先が遺したレガシーを次代に渡すという使命
2024年9月号 人・紀行 ─ 久保田晋平さん のこしのしまアイランドパーク社長 祖先からの遺産(レガシー)。後継者にとって、それはある意味重圧でもあり、同時に得難い財産でもある。この稿の主人公の久保…
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自然と一体の魂─自然栽培への道 自由を追い求めてたどり着いた境地
2024年7月号 人・紀行 ─ 棈松(あべまつ)浩三さん(70歳) 文明が発達して人の暮らしは楽になった…果たしてそうだろうか? 物質を追求するが故に人間本来の「何か」を置き忘れ、或いは失くしてしまっ…
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即興性と音の多様性─聴衆と共に心から愉しむ 「無名の強さ」という音楽スタイルを貫く
2024年6月号 人・紀行 ─ アライタケヒトさん(43歳) アコーディオン奏者 人生には、思いがけない幸い、僥倖に出合うことがある。しかし、それに気づかないか、気づいても一歩踏み出すことに躊躇して手…
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生ある限り歌い人 魂揺さぶる歌を送り続ける
2024年6月号 人・紀行 ─ 中嶋ジンロウさん(57歳)ミュージシャン カフェ&バー店主 取材場所であるジンロウさんが経営する店に入ってまず目に飛び込んだのは、棚にぎっしりと並べられている1千枚ほど…
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「米は精神的支柱。農業は儲かるはず」家族経営こそ明日の日本農業を救う
2024年5月号 人・紀行 ─ 井上信幸さん(78歳) 高齢化、後継者不足、低い食料自給率…日本の農業を語る時に必ず出てくる言葉だ。つまり、このままでは日本の農業は早晩、立ち行かないことを裏付けている…